管工事業におすすめな会計事務所
　神奈川県横浜市の田辺税理士事務所

横浜市や神奈川県で管工事業に強い税理士事務所をお探しの方へ。

給排水設備、衛生設備、空調設備などの管工事業は、材料費の高騰、外注配管工の管理、建設業許可・公共工事対応、インボイス制度、社会保険加入義務など、事務作業の範囲が広範で経理・労務・税務の面で負担が重くなりがちです。

管工事業・建設業に強い税理士＆社労士が、訪問不要・相談少な目のミニマムスタートから、月次会計処理、決算、法人税（所得税）申告、期中試算表作成、インボイス対応、税務調査対策、経理・税金相談、顧問契約、相談役・参謀役、給与計算、社会保険、許認可などのトータルサポートまで段階別に、御社にとっての「ちょうどいい料金体系」をご提供させていただきます。

横浜の管工事業の皆さまへ
設備投資・材料費・外注費がかさむ業種こそ専門税理士が必要です

管工事業は、一般的な設備工事業の中でも材料費と外注費の割合が大きく、原価管理が難しい特殊業種です。

特に、次のようなポイントで会計や税務が複雑になりやすい業界です。

機器本体（ボイラー・ポンプ・給湯器など）の仕入額が大きい
銅管・樹脂管・継手・バルブなど材料費の価格変動が激しい
外注の配管工・溶接工・設備職人を多く使うため、外注管理が必須
新築・改修・修繕・メンテナンスが混在し、工事ごとの利益率が分かりにくい
ゼネコンや工務店、管理会社、公共工事など、取引先ごとに支払い条件が異なる
インボイス制度対応で請求書の整理や管理が煩雑

また管工事業は、建設業許可（管工事業）や公共工事の入札など、健全な財務状態・社会保険加入・外注管理体制が求められる場面も多くあります。

そのため、建設業と管工事業に強い税理士によるサポートが非常に重要です。

管工事業の主な業務と原価構造

管工事業者が行う業務は幅広く、工事単価も案件ごとに大きく異なります。

給排水衛生設備工事（給水・排水配管、衛生器具接続など）
給湯設備工事（給湯器・ボイラーの設置・更新）
空調・冷暖房設備の配管工事
消火設備・スプリンクラー配管工事
店舗・テナント・ビルの設備改修工事
漏水修繕・緊急対応
公共工事（学校・病院・施設・道路付帯設備など）
新築住宅・集合住宅・リフォーム設備工事

工事内容が多岐に渡るため、以下のように経理管理も複雑です。

材料費（配管材・継手・バルブ・器具類）がブレやすい
外注費（配管工・溶接工・設備職人）が増えやすい
緊急対応の出動費と材料費の区別が曖昧になりやすい
新設工事と修繕工事で利益率が大きく異なる
家主・管理会社・ゼネコン・工務店など、取引先ごとに請求・入金サイトが大きく違う

このため、プロの税務サポートがあるかどうかで、最終的に手元に残る利益額は大きく変わってきます。

管工事業の税理士事務所の選び方

税理士＋社会保険労務士で労務と税務を一括サポート可能か？

管工事業は、現場職人・外注配管工・事務スタッフなど、人数も雇用形態も多様になりがちな業種です。
社会保険加入が必須となるケースも多く、外注管理・労災・雇用契約など労務リスクも大きい傾向があります。
税務と労務の両面に対応できる事務所であれば、数字と人の両方をトータルで任せることができます。

建設業・管工事業に特化した会計体制

材料費・外注費・人件費が複雑に絡み合う業種のため、建設業に特化した会計基準、現場別原価管理に対応できる税理士事務所かどうかが重要です。
「どの工事が利益を出していて、どの工事が赤字なのか」を数字で把握できる体制が整っていると、受注戦略も立てやすくなります。

建設業許可（管工事業）や公共工事関連書類のサポートがあるか

建設業許可（管工事業）の申請や更新、経営事項審査、公共工事に関連する財務書類など、許可申請まで任せられる体制（行政書士等との提携を含む）が整っている税理士事務所が望ましいと言えます。

管工事業の「利益を残す」経理・会計体制

1. 材料費の管理方法を明確化

配管材・継手・バルブ・衛生器具など、材料費がブレやすい業種です。
材料管理方法を整え、原価と売上のバランスを把握することで、利益率を安定します。

2. 外注費管理で税務調査リスクを軽減

配管工・設備職人の外注は、税務調査で「実態は給与ではないか？」と指摘されやすい部分です。
外注契約書・請求書・支払管理を整備し、指揮命令関係を整理しておくことで、調査時のリスクを軽減できます。

3. 現場別原価管理で稼げる工事を増やす

修繕系の小口工事は単価が高く利益が出る一方で、大規模工事は外注比率や材料費が上がり薄利になることも多い業界です。
現場別の利益率を把握し、収益性の高い工事を増やしていくことが、長期的な安定経営につながります。

4. 資金繰りの安定化

材料費・外注費・人件費など支払いが先行しやすい一方で、請求入金は月末締めの翌月・翌々月払いになることも多く、資金繰りが苦しくなりがちです。
キャッシュフローを可視化し、「赤字月をつくらない」資金計画を立てていくことが大切です。

5. 銀行評価・許可更新を見据えた決算書の整備

将来的な設備投資や公共工事の受注、建設業許可の維持・拡大を視野に入れる場合、金融機関や行政から評価される決算書を作成することが重要です。
適切な利益水準と自己資本比率を意識した決算書に整えていくことで、融資や許可更新の際にも有利に働きます。

管工事業・配管工の起業・独立・開業

管工事業は独立が多い業種ですが、最初の事務体制づくりを後回しにしてしまうと、数年後に数年分の過去データを一気に整える必要が生じることも少なくありません。
指定工事店の取得・更新、建設業許可、財務書類の準備、インボイス対応など、最初の段階で迷いやすいポイントが多いからこそ、「最初をしっかり整える」ことが重要です。